「終活」の準備をしましょう
最近、「終活」として一人暮らしから家族(息子さんや娘さん)と同居されるお客様が増えています。
元気なうちにでないと「終活」はできません。時間がたつと自立生活ができなくなるからです。しかし、施設に入所するほど支援が必要ない方は、家族と同居を選択しています。
そうなると「実家」を「家じまい」しなければなりません。しかし、なかなか決心がつかないものです。長年住んだ地を離れるほど、寂しいものはありません。お友達や趣味の集まりなどさまざまなお付き合いがあるから、家族ともよく話あう必要があります。
エンディングノートを作ろう
家財の「片付け」・ご近所への「あいさつ」・市町村の手続きなどさまざまな事柄が待っています。親子でけんかしないように手続きリストを作成するとよいでしょう。エンディングノートなど書き留めると、目に見えるので必要なことがわかります。
本人の意思確認が大事
そして実家の処分「家じまい」です。ご相談の段階で転居先が決まっている(家族と同居する)方は、元気で手続きがスムーズに進みます。しかし、実家をそのままにすると不都合なことも生じます。
(1)認知症などになってしまった場合には、売却がスムーズにできません。なぜなら本人の意思確認ができないからです。家族が「実家には戻らならない」ので大丈夫と言っても売買が成立しません。こうなってからでは、遅いのです。いざ介護費用にあてたいといっても売却が成立しないと生活費が捻出できなくなってしまいます。
(2)水回りや建物の老朽化により水漏れが発生することもあり、「家じまい」どころか修理費や建物解体処分費用がかかってしまうことがあります。
(3)「相続」になったら誰が引き継ぐのか、管理できないという家族も多いです。また、相続人で話がまとまらず、誰が固定資産税の支払いをするのかでもめてしまうことがあります。
まとめ
- 家族と話し合いのきっかけとしてエンディングノートを活用する
- 家財を整理するため必要なものをリスト化する
- 実家が買い手がつかない「空き家」にならないように早めの対応を検討する
ご相談は、下記お問い合わせフォームよりお願いします。
電話の方は、コル・コーポレーション有限会社へ (水曜定休)
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